沖縄県基地問題について

沖縄県は日本の南西部最西端に位置する県で沖縄県の特徴として美しい大自然が魅力です。今その美しい島国、沖縄県の新基地建設問題について、ずいぶんと長い間騒がれていますよね。あなたはその現状について、どこまで知っているでしょうか?

まず、何故日本にアメリカの基地があるのか。それは1945年、第二次世界大戦にて日本は敗戦国となりました。そこでアメリカと日本は武器を持たない代わりにアメリカに守ってもらうと約束したのです。

その際に日本全国33都道府県に米軍基地が設置され、沖縄県は1972年までの27年間、アメリカの統治下に置かれることになります。しかし、敗戦後日本は大きく発展し、日本全国に米軍基地はいらないという反対運動が起きました。ですが、日本の政府は米軍を日本から無くすわけにもいかなかったので、本土にある基地を沖縄に移動させたのです。その結果、日本全国にある基地が沖縄に集中することになったのです。

米軍基地があると何故困るのか?

飛行機の騒音や実弾演習による火災、戦闘機やオスプレイなどの墜落事故、米兵による事故が多発しており住民との間にトラブルが起きています。

米軍基地は日本にあったとしてもそこはアメリカです。ですので日本の法律では裁けないのです。そこも問題となっており米兵の犯罪数は月に11件ほどあります。

現在、1番と言っていいほど問題となっているのは、辺野古新基地建設です。

基地を作るということは埋め立て工事と建設工事が行われます。その費用は莫大で約3500億円と言われています。新基地の場所は沖縄本島北部の名護市辺野古です。

そこは自然が非常に美しい地域であり、貴重な生物がすみ、沢山のサンゴがあります。

県民が政府に何度も訴えてもスルーされている状態です。これらの問題は個人だけが考えてもどうしようもありません。

一人一人が向き合う事で解決の一歩になります。